感情労働とは、たとえば笑いたくないのに、笑顔を見せなければならないなど
自分が本来抱く感情とは別の感情を表出させなければならない労働を意味します。
「感情労働」に従事する職種としては
客室乗務員
ホテルの従業員などのサービス業いわゆる「おもてなし業」以外でも
看護師、介護士、コールセンターのオペレーター、苦情処理係、銀行員、医師などがそれに当たります。
もちろん他の職業においても
個人的にも
それを課している、または課されていることはあるのではないでしょうか。
そういった方々が、1人知れず苦しみを抱え
場合によっては精神疾患を発症する場合も少なくありません。
僕のクライアントさんもこれらの感情労働に従事している方は多いのが現状です。
職業に対する適性から、苦しんでいる方もいらっしゃいます。
関係者には相談しにくいので、限界まで耐えてしまう方も。
だからこそそういう方々が、利害関係もなく第三者の専門家であるセラピストに相談できることは
これからさらに大切になっていくでしょう。