2019年11月10日

セラピストとして見守ること

心の分野での“見守る''ということは



言葉以上に難しい。




どうしても答えを出してあげたくなるし


どうしても手を差し伸べたくなる。




なんとかしてあげたくなる。





でもそれを超えてしまうことをグッと堪える。


それを超えてしまうことで






その人が出すはずの答えを、僕が奪うことになる。


関係性でいうとセラピストが“答えをもたらしてくれる力を持つ人”になってしまう。

同時にクライアントさんは“答えを出せない力の弱い人”になる。





本質的にそれは違うのだ。


心に向き合えるようにナビゲートしたり

必要な手助けをするが





本質的にセラピストが助けてくれる人になってはいけない。





本人が本人の深い思いと出会い、対話して癒されていく。

この過程が大事なのだ。




そして本人が力を取り戻していく。







だから必要な時以外

できるかぎりセッション以外ではクライアントさんを見守っている。

今は苦しんでいたとしても、心の中でうんうんってとびきり微笑みながら。








セッションではセラピストの僕がえいやーと癒すというより

癒される方向へ、気づいてもらう方向へ


導いていくことを心がけている。





思いっきり、安心して自分と対話できて、癒せる空間を


いつも作り出したいと願い続けながら。





泣いても、笑っても、怒っても、絶望しても


温かく受け止める場を。
posted by 創間元哉 at 23:21| そうまのコトバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする