2018年12月05日

セッションを進めさせない思い 〜僕の中の素直さの変革〜

セッション(ワーク)を進めさせない、本人も気づいていない思いがあります。



ほとんどは見られませんが、時折見受けられます。

僕にも実はありました。





僕にあったのは「問いかけをされると苦しいでした」



※問いかけとは、苦しみを生みだしている心象イメージや思いを紐解き、気づいていない潜在意識の思いを引き出していく

OAD(オープン・アウェアネス・ダイアログ)の「気づきの問いかけ」のことです。




自分自身が自分に問いかけをするセルフワークではこの現象はありませんでした。



人に、特に女性(年上の女性)に問いかけをされるととても苦しくなる現象がありました。






そのためその条件になるとワークが進まないのです。

原因は僕の顕在意識ではわかりませんでした。





このテーマで一度、ワークをお願いしてみました。




問いかけとは自分にとって”素直に答えないといけないもの”だと、普段意識していないですが思っていたようです。


素直に答えないといけない思考が常に僕の中にあったのです。




母が思い浮かべられました。


しかし、なぜ素直に答えなければいけないのか、すぐにはわかりませんでした。





20分くらいでしょうか?

ずっとうーんとうなりながら、何がまずいのか考えます。




どうしても出てこない。。






なんだかイライラしてきました。




すると「素直なのは僕の取柄なんです!素直じゃなかったらお母さんが唯一認めてくれたものが消えちゃう!」


という思いとともに、号泣。


ここに思いがあったのですね。





その思いをケアしてあげて、だいぶ楽になってきたところで





「本当は嫌だった」という思いが出てきます。


怒りとともに抑圧されていた思いが





その怒りを感じている自分と対話していくと


「怒るんだもん」

「ずるい」


本当はどうしてほしかった?

本当はどうしたかった?




「お母さんに本当は苦しかったことを分かってほしかった。」

「お母さんが喜ぶ(良い子の)素直さだけじゃなく、本当の素直さを出しても怒ってほしくなかった」

「そこには大きな違いがあることを、気づいてほしかった。」

「お母さん、素直さって何なの?」

「本当はわからない。ものすごく怖かったんだ」



涙とともに、思いがあふれてきます。



その自分もたくさん分かってあげながら、ケアを進めていきます。






ワークが終わった後、僕の中の”素直さは”

”誰かのための正しき考え”ではなく

”自分に正直な気持ち”に変わっていました。




大きく認知がシフトしていました。





それから女性に問いかけられても、苦しみはなくなりました。




僕の中で素直に答えるということは



言いなくないことがあれば言わなくていいし

言いたかったら言えばいいに変わっていますから。





自分に優しい素直へ変わっていたのですから。


そこに緊張はなくなっていました。






この緊張の原因はほとんど自分自身では気づかないでしょう。

自分にとって、すごく”当たり前度”が高いので、ほとんど気づきません。



セラピストがクライアントさんの微細な反応を見逃さず、とらえていく必要があります。




「自分がうまくできているか、間違えたり、失敗をしていないか」に無意識にとらわれ、なかなかワークに集中できなかったり

こういう場合は、うまくケアできていても、できていない気がする思いに囚われがちです


「自分がどう見られているか、変な人だと思われていないか」にとらわれ、自分の見たくない思いに無意識に蓋をして話題を変えてしまったり





セッションの妨げになってしまうケースもあります。


でもそこを見つけたことは実はとても大きい事です。






むしろ、それが見えてくるとワークだけでなく、僕自身のケースのように

人生においてかなり大きい変革が結果的に起こることがあるのです。
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posted by 創間元哉 at 21:27| そうまのコトバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする