2018年11月06日

僕は間違っていました。 〜敵意が優しさの連鎖につながる瞬間〜

飛行機の移動中。



僕の横で咳をする60代くらいの男性。


マスクはしていません。



すごい勢いで咳をしています。



職業柄、風邪や喉の調子などは気にしているので





「なんだよ!こんなに咳をするなら、マスクぐらいするべきだろう!」


「ほんとこの年代のおっさん達は気遣いがないよな…」




心の中で不平不満を感じて、苛立ちを感じたり、咳が出るたびに嫌気がさしていました。





そんな中、飛行機は無事着陸。





ようやく開放されると思い、混雑している機内の中、荷物を上の棚から取ろうとすると






『はい、どうぞ』



なんと先程の男性が僕の荷物を取ってくれたのです。




複数あった僕の荷物をにっこりと取ってくれたのです。





中にはかなり重いバッグまで。







その瞬間に僕は自分の思い違いに恥ずかしくなりました。



彼を"迷惑を顧みないマナーの悪い人"と僕は見ていました。



その思いや感情に完全に同化していました。



敵意を感じているくらいでした。









でも彼は僕の荷物をにっこりと取ってくれたのです。


この事実に僕の中の幻が崩れました。





別の投影に変わったと言ったらよいでしょうか。





「あ、ありがとうございます。」


僕はただお礼を言うしかなかったんです。






僕の中には間違っていた恥ずかしさとともに


爽やかな気持ちがありました。





そのまま通路を進み



他の乗客の方が荷物を取りづらそうにしていたので



取ってあげました。





僕もありがとうと言ってもらいました。






またひとつ心に爽やかな風が吹いたのでした。









敵意が優しさの連鎖に変わる瞬間がそこにありました。



ありがとうございました。
posted by 創間元哉 at 20:47| そうまのコトバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする