2019年08月21日

社会不安障害とイップスについて

昨年から受け持っているイップス克服プログラムのクライアントさんから連絡。




以前からあった「何でもないようなプレー」を観客や他者に見られることで起こるプレッシャーがかなり状態も良くなってきているとのこと。


本人もコーチから指摘されるまで、その「何でもないようなプレー」をそつなくこなせている自分に気が付かなかったようです。




それだけ以前にあった他者からのプレッシャーと自分への不安が消えたようです。




他者からどう思われるか?自分は何かをやらかしてしまうのではないか?

この不安の原因は「社会不安障害(SAD)」のメカニズムと非常によく似ています。




SADの場合は、以前にもお話した通り

「私は他者の前で、もしくは他者に○○してしまうのではないか…」という不安が主です。

その裏側には「私は他者の前で○○してしまう人間だ」という強烈な避けたいセルフイメージがあります。




この単純プレーのミスへの恐れ、イップスも、メカニズムは同じです。



プレーを続けてきたことによるものか、それとも幼い頃からの抑圧かは人にもよりますが、このメカニズムから、ある日突然、プレーに支障が出始めるのです。


それは異常発汗、異常心拍、極度の筋肉の硬直、強烈な不安(胸が苦しくなる、お腹が痛くなる)
など身体に出る事も少なくありません。





今回のクライアントさんもプロスポーツで活躍している方ですが、一時は極秘で心療内科や投薬治療まで試みていたそうです。



それでも一向に良くならかったので、知人を通して紹介で知り合い、今は力になっています。







良くなるという事ももちろんですが、それ以上にこれからもっとパフォーマンスが良くなるように、経過を観察しつつ、サポートしていきたいと考えています。
posted by 創間元哉 at 22:51| そうまのコトバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする