2019年05月10日

社会不安障害、対人恐怖について 〜内面ではどんなことが起きているのか〜

対人不安を感じやすいという方がいらっしゃいます。






特に社会不安障害などは、自分の視線や他人の視線、そして自分が誰かを傷つけてしまう恐れ、迷惑をかけてしまう恐れなどを感じやすくなり、囚われてしまいます。

その結果、予期不安や異常発汗や首が視線恐怖により異常な角度に曲がるなどの症状がでます。








症状には出ていなくとも、そのような恐怖に囚われている方も多いです。






その根底には、強烈な自分へのセルフイメージがあります。







私は人を傷つける人間。

私は人に迷惑をかける人間。

私は醜い人間。

私はちゃんとできていない人間。

私は挙動不審な人間。







これが生まれた背景には過去の傷や誰かからの情報によるものが考えられます。






よく考えてみてください。

こういったセルフイメージを持った状態で人に接すればどうなるでしょうか?







人は自分を嫌な人間だと思うのではないか。

人は私を迷惑な人間だと思うのではないか。

人は私ブスだと思うのではないか。

人は自分をちゃんとできていない駄目な人間だと思うのではないか。

人は私を挙動不審の自分だと変に思うのではないか。










つまり自分が自分に思っている抑圧しているイメージが、そのまま人に「投影」されています。
それが結果的に不安の源になります。



そうしてそうなった結果、抑圧された感情をほじくり返されたくないので防衛しようとするのです。







嫌な人間だと思われてはいけない→良い人間にならなくてはならない。

迷惑な人間だと思われてはいけない→人に迷惑をかけてはいけない。

ブスだと思われてはいけない→綺麗にならなくてはいけない。

駄目な人間だと思われてはいけない→ちゃんとしなくてはいけない。

挙動不審に思われてはいけない→変に思われないようにふるまわなくてはいけない。


その結果、副産物的に、目立ってはいけないというのもあったりします。









それを強烈な恐れからくる戒律を自分に課しているので、対人でもトラブルや失敗でバランスを崩してしまっています。その結果対人においてたくさんの予期不安を抱えやすい土台ができてしまいます。


なんせ歩いていても、話していても、自分自身が自分のことを超危険人物だと思い込んでいるのですから、不安を抱くのも無理ないのはわかると思います。




今日のセラピーでも、その強烈な「セルフイメージの誤解」を解除することに終始しました。

今まで以上に、苦しみからの解放は早くなっていると思います。








他の疾患や悩みもこの強烈なセルフイメージが元になっていることが多いことが、最近とても強く感じています。



posted by 創間元哉 at 21:39| そうまのコトバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする