2019年04月05日

イップス克服スポーツパフォーマンストレーニングのセッション

本日はスポーツパフォーマンストレーニングのセッションでした。


どういった選手のことなのか、プライバシーにかかわることなのでお話しできませんが

プロスポーツの選手です。



3回目のセッションですが、かなり経過も順調です。






今回のケースですが、二つの典型的なイップスでした。

ひとつは致命的なミスによって生じたイップス。


その致命的なミスと同じような場面や似たような場面になると、強い不安が生じ筋肉が収縮し、同じようなミスを繰り返すか、その場面に遭うことそのものを避ける(そのスポーツに対して避け始めたり、苦しくなってくる)というイップスです。

原因のほとんどは「周りへの意識」「失敗をした自分への自己嫌悪」「再起への焦り」などです。








もうひとつは「なんでもないようなプレー」こそ、恐れを抱くようになるというイップスです。
例を挙げれば、ゴルフでいうと1m前後のショートパット、野球でいうと短距離の返球などが、難なくできるはずなのに、強い不安に襲われ、できなくなるイップスです。


この原因は「周りへの意識」です。



しかしほとんどの場合は、周りや指導者も、また本人でさえも気づいていません。






もちろんその裏には強いセルフイメージがあります。


避けたい自分を瞬時に”恐れる”ことにより脳内レベルで、無意識に収縮するのです。






通常のイップスの克服アプローチには「自己受容」の段階はほとんどありません。

避けようとする自分を避けることばかりに終始します。

それがほとんど効果が出ない原因でもあります。
(もちろん素晴らしい専門家の方もいますが)




日々メンタルトレーニングをするとか


練習をするとか、根性を鍛える




まだまだ日本では漠然とした、解決策しかないのが現状です。

はっきり言います。

ほとんどは根性や練習で、克服はできません。



できるとしたら、失礼な言い方になりますが、かなり変人な方なのです。

今まで活躍してきたアスリート、記録を打ち立ててきた選手たちを思い浮かべてみてください。

言い方はあれですが、変な方が多いと思います。








僕は普通のメンタリティで優れたアスリートに活躍してもらいたいし、ポテンシャルを発揮してもらいたいんです。










フィジカル、テクニックともに極限まで鍛えているアスリートにとって、最終的な差は

「コンディション」と「メンタル」です。





避けたいセルフイメージのこと、恐れのことを、段階を追って丁寧にケアしてあげれば

イップスの克服どころか、パフォーマンスが向上することは間違いないと思います。





「恐れを感じながらのプレー」と「何にもとらわれずいい集中を持ってのプレー」はどちらがパフォーマンスが良いかは、スポーツをされない方にもお分かりになると思います。





今日の方は、かなり良い状況に来ています。


ふたつあったうちのひとつのイップスに関してはほとんど出てこない状況になりました。


あとは「何でもないことへの恐れ」を集中的にできれば、さらなるパフォーマンスを見せてくれると、僕はメンタルトレーニングを依頼された身として、油断なく見守っていきたいと思います。
posted by 創間元哉 at 22:50| そうまのコトバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする