2018年03月09日

苦しいってそもそもなんで起こるんでしょう?

苦しみってなぜ起こるんでしょう。






皆さんどう思いますか?










ネガティブな感情があるから。


ネガティブな思いがあるから。


ネガティブな感覚があるから。


ネガティブな状況があるから。
(ネガティブな反応を引き起こす人がいるから…、私がこんなだから…もこのうちに入ります)


ネガティブなイメージがあるから。






あーこんなものがあるからなんです!!


そうだと思う人って多いと思います。





僕もそうだと思っていました。










「こんなものがあるから思想」と僕は呼んでいます。




すっごく気持ち分かります。

そういう時ってほんとグルグルしますよね。






でもそうすると良い自分だけになろうとして、癒されていない悪い自分を消そうとするのと同じなんです。



あなたはもし誰かにジャッジされて、お前は必要のないダメな奴だから

どっか行け!ここにいるな!


と言われたら、どうでしょう?




僕ならきっと悲しんで泣いちゃうか、怒るか、絶望するか、抵抗すると思います。

そんなこと言わないで!認めてと。




でも僕ら、これを自分に対してしています。

気づいていないところで。




だからといってそのまま受け入れろとは言いませんよ。

それは苦行みたいに辛いですから。





では苦しみとはなぜ生まれるのでしょうか?




思い

感情

感覚

状況から起こる思い、感情、感覚

イメージから起こる思い、感情、感覚




それらに抵抗した時、僕らは必ず苦しむようにできています。





ご自身に置き換えてよく振り返ってみてください。



僕らは苦しんでいる時、意識的、無視意識的に関わらず、抵抗していているはずです。




こんなに苦しいのは失業したから。

何でこんな冷たいことを思うんだろう。

悲しんでいる自分は情けないし、根暗だ。

こういう自分はあり得ない(こういう人もあり得ない)

あーもうイライラする、なんかダメな自分だ。





こういう時って苦しいですよね。


そこに抵抗している緊張、力があるのです。






おならを我慢して、おならをしたい自分を責めている。



下痢気味なのにトイレに行かないで、お腹の痛い自分はダメだと言っている。




例えて言うなら、実はそれぐらいの抵抗をしているのです。


そりゃ苦しいですよね。





ではその抵抗を取り去ればいいと思いますよね。





でもこの抵抗も思いであり、そこには感情も伴っているので、本人も気づいていない事がほとんどです。

その抵抗が持っている、無意識の誓いや想いもあるのです。

だから本人はまったく見つけにくいのです。







なんでそこまでして、それに抵抗しているのか


それを見つけ出し、取り去ることが目的ではなく、その緊張を緩めること、ナチュラルな流れに戻すことが僕らセラピストの役割です。


言葉では言うのは簡単に聞こえるかもしれませんが

それはかなり難しい作業です。




思考で思考が変わりにくいように、そこにあるものを変えるのではなく受容していく姿勢が必要なのです。






セラピーが必要なほどの苦しみですから

ご自分の思考だけで抵抗をやめましょう!と押し付けキャンペーンを実施しようということではありません。




まずは、こういう思いや感情が自分にはあるんだなと
それだけでも分かってあげる姿勢を見つめ直せていけると良いかもしれません。

自分の中にそのスペースを与えてあげるように。

そこに分かってほしい自分がいるでしょうから。





苦しんでいるあなたにただ単に同情するのではなく、苦しみの奥にある思いに僕は耳を傾けてあげたいのです。




(記事の内容の中では、インテグレイテッド心理学の考えを基にしたお話をしています)


posted by 創間元哉 at 22:26| そうまのコトバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする