2017年12月13日

この状態が良くならないことを無意識に望んでる思い

「素直に話すと、実はこの状態が良くなったら自分の心の奥では怖いのです。」




クライアントさんが素直に話してくださいました。





この状態が良くなったら


「特別扱いしてもらえない」

「働かなくてはならなくなる」

「外にいったらまた馬鹿だと言われるかもしれない」



クライアントさんはこういう思いを持っていました。




そして一番大きかったのは


「自分が良くなってしまったら、〇〇を許すことになる。」

「復讐することが生きる支えだったのに、怒りや憎しみを無くしてしまって
スッキリしてしまったら、今までの生きてきた意味を失う。」



でした。



ここまでご自分から素直に話し、掘り下げていくことはなかなか稀です。




これらをメリットとも「セカンダリーゲイン(二次的疾病利得)」と言います。


この状態でいれば

・みんなが優しくしてくれる
・傷つかずに済む
・気にかけてもらえる
・前に出なくて済む
などの精神的な支援がメリットもあれば


・仕事に行かずに済む
・経済的支援が得られる
などの物理的支援がメリットもあります。


中には心のことを頑張ってケアしている自分が自分らしく
良くなるとそれが無くなってしまうという思いもケースとしてあります。





今回はご本人が話してくださいましたが


ほとんどの場合は無意識です。



意識的には本当に改善には努力しておられるのです。





だからそれとなく、意識に上がってない思いを聞いてあげることが必要になります。






さらに重要なことはその思いが顔を出しても、決して否定しないこと。


あるということは、その人を守るメリットなのですから

たくさん受容してあげたいのです。









これを手放すというより


そこにいる意味を


ちゃんと分かってあげられた時





次の段階の癒しは始まるのです。







posted by 創間元哉 at 22:21| セラピーを受けてみて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする